カッパドキアのレッドツアーとグリーンツアーの違いを解説

カッパドキアのツアー名はシンプルに聞こえますが、選び間違えると、本当は見たくなかった場所を回るために丸1日ミニバスで過ごすことになりかねません。カッパドキアのレッドツアーとグリーンツアー、どちらにするかという問題は、結局ひとつに行き着きます。この地域の有名な展望スポットや文化的な名所を中心にした軽めの1日にしたいのか、それとも渓谷や地下都市の奥深くまで行く長めの冒険にしたいのか、です。

どちらのツアーも、特に時間が限られている場合やレンタカーを借りる予定がない場合は、参加する価値があります。ただし、代わりがきくものではありません。色はあくまで大まかな名前にすぎないので、予約前にルートをよく読みましょう。旅行会社は、立ち寄り先の順番、入場料、昼食の手配、含まれる渓谷をよく変更します。

カッパドキアのレッドツアーとは?

レッドツアーは通常、カッパドキアの北側を回り、ギョレメ、アヴァノス、ウチヒサル、その周辺の渓谷に近い場所に立ち寄ります。一般に、より楽で短い観光の1日で、初めて訪れる人に強くおすすめできる選択肢です。

代表的なルートには、ギョレメ野外博物館、ウチヒサル城またはその近くの展望スポット、パシャバー(修道士の谷)、デヴレント渓谷、アヴァノスなどが含まれることがあります。多くのツアーでは、クズルウルマク川の粘土が何世代にもわたって地元の陶器づくりを支えてきたアヴァノスで、陶芸の実演も見学します。

妖精の煙突、岩をくり抜いた教会、パノラマの展望台など、カッパドキアらしい景色を見て、無理なくこの地域を知りたい旅行者向けのツアーです。野外博物館や渓谷の立ち寄り先ではそれなりに歩きますが、ペースはたいていグリーンツアーほどきつくありません。

レッドツアーが向いている人は?

ツアーで観光できる日が丸1日しかない、小さな子ども連れ、移動時間は短いほうがいい、午後と夜の予定を自由にしておきたい、という人はレッドツアーを選びましょう。日の出の気球フライトとの組み合わせにも向いています。早朝の気球のあとでも、レッドツアーなら盛りだくさんながら、多くの旅行者にとって現実的にこなせる内容です。

その代わり、ルートは観光客向けに感じられることがあります。主要な見どころが人気なのには理由がありますが、ほとんどの団体ツアーが訪れる場所でもあります。陶芸工房は興味深い文化体験になりえますが、販売を前提に作られている所もあります。実演を楽しみ、質問をして、何も買わずに出ていってかまいません。

カッパドキアのグリーンツアーとは?

グリーンツアーは一般にさらに南へ向かい、移動も徒歩も多く、景色の変化もよりドラマチックです。目玉となるのはたいていデリンクユまたはカイマクルの地下都市で、そのあとウフララ渓谷、さらにセリメ修道院を訪れることも多いです。

多くの個人旅行者がこのルートを選ぶ理由は地下都市です。何層にもわたるこれらの避難所は、やわらかい火山岩を掘って造られ、長い期間にわたって人々に使われてきました。通路は狭く天井が低いことがあり、混雑する時間帯は人でいっぱいになります。閉所恐怖症の人、体を動かしにくい人、狭い空間が苦手な人は、この日のツアーに申し込む前によく考えましょう。

ウフララ渓谷では、カッパドキアの別の一面に出会えます。ギョレメ周辺の開けた円錐形の風景とは違い、岩をくり抜いた教会と高い峡谷の壁が続く、緑の川沿いの渓谷を歩きます。ルートはさまざまですが、散策のあとに水辺の近くで昼食をとるのが一般的です。

グリーンツアーが向いている人は?

地下都市を見たい気持ちが強く、歩くのが好きで、長い1日も気にならないなら、グリーンツアーを選びましょう。すでにギョレメの有名な渓谷周辺で1日過ごした人や、展望スポットや妖精の煙突以外の変化も楽しみたい人には、こちらのほうが合うことが多いです。

その代わり、時間がかかります。お迎えは早いことがあり、戻りは夕食どき近くになることも。広い範囲を回るので、1日のかなりの部分を移動に費やします。ウフララ渓谷と地下都市にはそれだけの価値があると感じる人もいます。一方、カッパドキアに2泊しかしない人などにとっては、限られた時間ならレッドツアーのほうが得るものが多いでしょう。

カッパドキアのレッドツアーとグリーンツアー:実用的な比較

いちばん簡単な決め方は、ツアーの名前だけでなく、自分の優先順位と照らし合わせることです。

レッドツアーは一般に、象徴的な景色を見たい人、初めて訪れる人、移動時間を短くしたい人、ゆったりしたペースを望む家族連れに最適です。ギョレメ周辺の名所、奇岩、博物館、展望スポット、アヴァノスが中心です。

グリーンツアーは一般に、地下都市の歴史、長めの自然散策、この地域のあまり知られていない一面を見たい旅行者に最適です。体力を使う場面が多く、移動時間も通常は長めです。

自由な日が1日しかないなら、「必見」と書かれているからというだけで両方を予約しないでください。カッパドキアは、夕日の中をのんびり歩いたり、ギョレメのカフェで過ごしたり、ホテルのテラスでくつろいだりする余裕を残したほうが楽しめます。慌ただしい団体ツアーの日が2日続くと、特に気球フライトや夜行バスのあとは、記憶がごちゃまぜになりがちです。

丸3日以上あるなら、両方参加するのも理にかなっています。まずレッドツアーで風景と主要な名所を把握しましょう。次にグリーンツアーで地下都市とウフララ渓谷へ。別の日には、ギョレメ、ウチヒサル、ユルギュップ周辺を自分で散策しましょう。

予約前に確認したい含まれる内容

どのツアー料金にも同じものが含まれているとは思わないでください。安いツアーが不満の残る1日に変わるのは、まさにここです。支払う前に、提示された料金にホテルの送迎、公認ガイド、昼食、博物館や地下都市の入場料、必要な駐車料金やサービス料が含まれているかを、催行会社に確認してもらいましょう。

入場の扱いには特に注意が必要です。基本料金を安く宣伝し、入場料を別に徴収するツアーもあります。予約前にはっきり書かれていれば、それ自体は問題ではありません。問題になるのは、売り手が観光スポットの入場料は含まれていると言っておきながら、入口で予想外の現金を求めてくる場合です。

グリーンツアーでどの地下都市を訪れる予定か、ウフララ渓谷でどれくらい歩くのかも尋ねましょう。レッドツアーでは、ギョレメ野外博物館が含まれているか、旅程が施設の中に入るのか、それとも外の展望スポットに立ち寄るだけなのかを確認してください。

料金は季節、グループの人数、含まれるサービス、プライベートか混載かによって変わります。目立つ金額ではなく、総額で比べましょう。信頼できる地元の催行会社のはっきりした旅程のほうが、路上の売り手が持ちかけるあいまいな割引より、たいてい価値があります。

よくある予約の落とし穴を避ける

カッパドキアは温かく迎えてくれる、移動しやすい場所ですが、人気があるぶん、にぎやかなエリアでは強引な売り込みもあります。目的はツアーを避けることではありません。思わぬ条件のないツアーを予約することです。

残り1席しかない、今すぐ予約しないと博物館が閉まる、特定の催行会社だけが認可されている、などと言われたら注意しましょう。支払いの前に、会社名、書面の旅程、お迎えの時間、最終的な総額を確認してください。

セット販売にも同じく注意しましょう。気球フライト、ATV、空港送迎、日帰りツアー2本がひとまとめになっていると便利に見えますが、大事なのは細部です。実績のある会社の日の出の気球フライトと、自分のわかる言語で案内してくれるガイドの少人数ツアーを別々に選びたいかもしれません。別々に予約したほうが、実際に何を受けられるのかを比べやすくなります。

どちらのツアーでも、水、日焼け対策、滑りにくい歩きやすい靴、薄手の上着を持っていきましょう。カッパドキアの天気は、朝から夕方にかけて急に変わることがあります。グリーンツアーでは、持ち物をすべて抱えて地下都市を歩くより、小さなデイバッグのほうが実用的です。

日程をうまく組むコツ

初めての短い滞在なら、最初に空いている朝に気球フライトを入れ、早起きが苦にならない場合に限り、その日にレッドツアーを選ぶことを検討しましょう。翌日はグリーンツアーにするか、地下都市に興味がなければ、代わりに自分でハイキングをしましょう。

気球に乗らないなら、レッドツアーは初日のオリエンテーションとして役立ちます。ウチヒサルやアヴァノスなど、あとで再訪するかもしれない場所の背景がつかめます。グリーンツアーは、疲れが取れていて長い1日に備えられるときのほうがうまくいきます。

カッパドキアを見る方法は団体ツアーだけではないことも忘れないでください。レンタカーの運転に慣れている旅行者なら、レッドツアーの立ち寄り先の多くを自分で回れます。グリーンツアーはルートが長く、地下都市の段取りや渓谷歩きもあるので、特に気球の朝のあとに運転したくない場合は、ガイド付きのほうが便利なことが多いです。

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出典・公式情報

営業時間、料金、規則は変わることがあります。以下は本ガイドの主な出典です。お出かけ前にご確認ください。

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